朴 恵淑「三重GPN」代表幹事/三重大学地域イノベーション学研究科客員教授・名誉教授/東洋紡楠リノベーションセンター長が「第61回(令和7)三重県民功労者表彰」を受けました!

2025年4月16日(水)に三重県庁講堂で開催された、「第61回(令和7)三重県民功労者表彰」記念式典において、朴 恵淑「三重GPN」代表幹事/三重大学地域イノベーション学研究科客員教授・名誉教授/東洋紡楠リノベーションセンター長が「第61回(令和7)三重県民功労者表彰」を受け、一見勝之三重県知事から表彰状と記念メダルを授与されました。「三重県民功労者表彰」は、1964年4月の三重県民の日を記念して制定された三重県最高位の表彰制度で、61年目にして外国人初の表彰および30年ぶりの環境功労の表彰となりました。

事績概要において、朴 恵淑「三重GPN」代表幹事/三重大学地域イノベーション学研究科客員教授・名誉教授/東洋紡楠リノベーションセンター長は、長年、三重県環境審議会委員として関わり、特に、脱炭素社会(カーボンニュートラル)三重創生のための「三重県地球温暖化対策総合計画」の策定においては、部会長として環境先進三重県の環境政策を牽引しました。また、「三重県地球温暖化防止活動推進センター長」として、身近な環境問題への取り組みとして、全国に先かけたレジ袋有料化の実施によるレジ袋ゼロ運動を展開し、2012年3月には、三重県の全29市町でのレジ袋有料化に成功しました。国のレジ袋有料化が2020年7月に実施されたことを踏まえると、三重県での産官学民の連携によるトップランナーとしての成功事例に導いた業績が高く評価されました。

また、三重大学の理事・副学長等として、「環境先進三重大学」を築き、全国初となる環境ISOの全学一括取得、全国の大学生協初のレジ袋有料化の実施および大学内のコンビニでの全国初のレジ袋ゼロの成功、スマートキャンパスの創設による創エネ・蓄エネ・省エネのエネルギー施策に成功し、環境・SDGs方針の策定など、地球―地域の環境に調和した持続可能な社会の実現に向けた、トップランナーとしての「三重大学モデル」の構築・運営に貢献しました。

さらに、国際的な活動では、「WHOアジア太平洋環境保健センター(WHOACE)」の初代所長として、アジア・太平洋諸国での環境と衛生の改善など、グローバルとローカルを繋ぐ幅広い環境活動を展開しています。特に、アジア太平洋諸国の産官学民とのグローバル・パートナーシップによる、次世代を担う若手の環境・SDGs人材育成のための大きな業績を挙げていることが高く評価されました。

「第61回(令和7)三重県民功労者表彰」の記念式典の後、朴 恵淑三重GPN代表幹事/三重大学地域イノベーション学研究科客員教授・名誉教授/東洋紡楠リノベーションセンター長は、三重大学の伊藤正明学長および諏訪部圭太地域イノベーション学研究科長との「第61回(令和7)三重県民功労者表彰」の報告および懇談を行いました。三重大学は、三重県唯一の国立総合大学として、研究・教育・社会貢献を通じて環境先進三重県創生に寄与することについて話されました。

「三重グリーン購入ネットワーク(三重GPN)」は、朴 恵淑三重GPN代表幹事/三重大学地域イノベーション学研究科客員教授・名誉教授/東洋紡楠リノベーションセンター長の「第61回(令和7)三重県民功労者表彰」を契機に、「三重GPN」の会員と共に、産官学民とのグローバル・パートナーシップを通じて、2030年のSDGsの達成、持続可能な循環型社会創生(サーキュラーエコノミー)、2050年の脱炭素社会創生(カーボンニュートラル)および次世代の環境・SDGs人材育成のプラットフォームとしての機能をさらに強化し、社会的責任(CSR)を果たすだけでなく、共有価値の創造(CSV)にも積極的に貢献します。