三重県最大の環境フェアの「みえ環境フェア2025」に「三重GPN/三重大学ESD-SDGsクラブ」のブース展示およびステージイベント環境トークに参加しました!

2025年12月14日(日)に、メッセウィングNHWで開催された三重県最大の環境フェアの「みえ環境フェア2025」に「三重GPN/三重大学ESD-SDGsクラブ」のブース展示およびステージイベント環境トーク「若者と共に創るみえデコ活!」に参加しました。

「みえ環境フェア2025」は、三重県地球温暖化防止活動推進センター(事務局;一般財団法人三重県環境保全事業団)主催・三重県共催・中部地方環境事務所/中部経済産業局後援・一般社団法人三重県産業廃棄物協会協賛・三重県気候変動適応センター協力によって開催され、「みえデコ活へワンステップ」をテーマに、三重県の産官学民との緊密な連携による69の体験・工作エリア/EV・FCV展示/省エネ家電・省エネ住宅フェア/フードドライブ/もったいない市/リサイクルステーション/高校生による農産物の販売などが行われました。また、ステージイベントとして、三重県地球温暖化防止啓発ポスターコンクール表彰式・作品展示および環境トーク「若者と共に創るみえデコ活!」が盛大に行われました。

朴 恵淑三重県地球温暖化防止活動推進センター長/三重大学地域イノベーション学研究科客員教授/「三重GPN」代表幹事は、開催挨拶において「デコ活」のデは、地球温暖化をもたらす二酸化炭素などの温室効果ガスの排出ゼロを目指した脱炭素社会を表すデーカーボナイゼーションのデ、そして、環境に配慮したエコ活動のエコを合わせた「デコ活」という新しい言葉であり、三重県は、産官学民との緊密な連携により、デコ活のトップランナーとして積極的な活動を行なっていることを述べました。また、「みえ環境フェア2025」は、国連持続可能な開発目標(SDGs)が描く、環境・経済・社会の調和の取れた持続可能な三重創生に向けて、三重県民の177万人の総意をもって「オール三重」で取り組むターニングポイントとなることを力強く強調しました。さらに、今年初めて行うフードドライブでは、賞味期限1ヶ月以上の開封されていない食品を集め、子供食堂などへの支援を行い、「もったいないからありがとう!」に繋がるフードドライブに、多くの支援をお願いしたいと挨拶を行いました。

「みえ環境フェア2025」展示エリアにおいて、「三重GPN」の活動内容について、2025年12月に発行された「三重GPN」書籍の「持続可能な循環型・脱炭素社会へ〜三重グリーン購入ネットワーク(GPN)の挑戦;朴 恵淑編著、風媒社」の展示(展示ブース44)を行い、多くの来場者への説明と会員加盟について積極的な活動を行いました。

また、朴 恵淑三重県地球温暖化防止活動推進センター長/三重大学地域イノベーション学研究科客員教授/「三重GPN」代表幹事がコーディネーターをつとめる、ステージイベントの「若者と共に創るみえデコ活!」をテーマに行われた環境トークに、「三重GPN」の事務局を担っている小西 凌三重大学非常勤講師/安部大樹三重大学特任助教・三重大学地域イノベーション学研究科博士課程が登壇し、「三重GPN」および三重大学ESD-SDGs活動の発表を行いました。特に、「三重GPN」書籍の「持続可能な循環型・脱炭素社会へ〜三重グリーン購入ネットワーク(GPN)の挑戦;朴 恵淑編著、風媒社」を披露し、活動の成果を書籍にまとめる作業と相乗効果について力強く紹介しました。

続いて、鳥羽商船高等専門学校の牡蠣養殖と植物プランクトンの識別システムの開発と海苔養殖のカモ食害対策システムについての発表、三重高等学校の伊勢湾最大級の干潟の松名瀬干潟での生物多様性学習の発表、桑名高校学校のSSH校としての取り組みの植物から創るマーカーで描く環境に配慮した未来像の発表、四日市農芸高等学校の竹粉を用いたエコフィードの発表が行われました。発表後の懇談において、これまでの成果と課題を整理し、書籍出版を行うこととなりました。持続可能な社会三重創生において、高校生、高等専門学校の学生、大学生が一緒になって、書籍出版を行うことへの期待に、聴衆から励ましの大きな拍手が送られました。

「三重GPN」は、三重県の産官学民との緊密な連携による会員拡大を図り、グリーン購入活動を通じて、サーキュラーエコノミーおよびカーボンニュートラル社会三重創生に向けて、学校間の連携によるスケールメリットを活かしながら、三重県内および国内活動はもちろんのこと、国際的にも国連およびアジア、世界各国との連携を強化し、SDGsが目指す、環境・経済・社会の調和の取れた、持続可能な社会創生のトップランナーとしての役割を果たします。