三重県唯一の海の道の「令和7年度津なぎさまちフェスタ〜津から世界へ、世界から津へ」が開催され、朴 恵淑三重大学地域イノベーション学研究科客員教授/名誉教授・三重GPN代表幹事が津なぎさまちイメージアップ事業実行委員会長として協力しました!

2025年11月15日(土)−16日(日)に、三重県唯一の海の道「津なぎさまち」において、子供と親を対象とする環境・SDGsイベント「令和7年度津なぎさまちフェスタ〜津から世界へ、世界から津へ」が開催され、朴 恵淑三重大学地域イノベーション学研究科客員教授/名誉教授・三重GPN代表幹事が津なぎさまちイメージアップ事業実行委員会長として協力しました。

2日間のイベントに、250名を超える参加者と多くのメデイアからの取材も行われ、賑やかなイベントとなりました。

「津なぎさまち」は、中部国際空港の開港に合わせて、2005年2月17日に、高速船による海場アクセス拠点として開港されており、2025年2月に開港20周年を迎えることとなり、高速船の乗船客は述べ500万人を超えています。津の港は、かつて「安濃津」と言われ、日本三津の一つとして重要な港だったが、1498年の明応の大地震によって港の機能が失われていたが、「津なぎさまち」の開港により、500年ぶりの復活となりました。「津なぎさまち」は、三重県唯一の海の道として、高速船で中部国際空港を約45分で繋げられる便利さから、これからの発展的展開が最も期待できる港であります。特に、「津なぎさまち」は、世界と繋がる港である利点を生かし、三重県のインバウンド観光のハイライトとなる伊勢神宮、伊勢志摩(鳥羽)、熊野古道を繋ぐ交通の結節点としての機能も多く期待されています。

「津なぎさまちフェスタ」は、次世代を担う子供たちに「津なぎさまち」の強みをさらに強く、弱みを補える学習の場として考え、「津なぎさまちイメジアップ事業実行委員会(会長;朴 恵淑三重大学地域イノベーション学研究科客員教授/名誉教授・三重GPN代表幹事)が、津市、三重県、津市観光協会、中部国際空港利用促進協議会との協力のもと、毎年、開催されています。

朴 恵淑会長は、開催挨拶において、環境と経済、社会の調和の取れた持続可能な社会三重創生のため、2030年までの国連持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて産官学民の緊密な連携によって進むことが、津市や三重県はもちろんのこと、日本、アジア、世界各国の大命題であると語りました。「津なぎさまち」は、津市や三重県と中部国際空港を結ぶ三重県の唯一の海の道として、地域と世界を繋ぐ拠点としての機能を持つプラットフォームとなれるよう、みんなの力を合わせて発展させなければならないと強調しました。

初日の2025年11月15日(土)は、「高速船で行く中部国際空港プレミアムツアー」が実施され、40名の小学生以下の子供と保護者、津なぎさまちイメージアップ事業実行委員会の委員が参加し、中部国際空港プレミアムツアーを実施しました。特別許可を得たバスを利用して中部国際空港の滑走路近くまで移動し、バッグヤードや国内線と国際線の航空機の離発着を至近距離で見学することができ、ローカルとグルーバルを繋ぐ国際空港の役割について学ぶことができました。

翌日の2025年11月16日(日)は、津なぎさまちにおいて、エアラインフェアが開催され、日本航空、アシアナ航空、フジドリームエアラインズ、中部国際空港のブースでの空の旅に関する学びおよびパイロット、キャビンアテンダントの協力によるユニフォームの着用体験などが行われました。また、おぼろタオル(株)の展示と販売、さらに、写真家のふがまるちゃんによる、スマホ写真撮り方教室が開催され、風景写真撮影や人物写真撮影が行われました。

「令和7年度津なぎさまちフェスタ」に参加された参加者からのアンケートには、津なぎさまちについてお勉強ができてよかった、高速船に乗って中部国際空港へ行き、外国にも行きたいという意見が多く、また、山―川―海―空は繋がっていることに気づいたなど、今後の「津なぎさま」のさらなる発展的展開に繋がる多くのヒントを得ることができました。

三重GPNは、津市や三重県の持続可能な社会創生に向けた、SDGsの目標達成および脱炭素社会創生のため、産官学民とのプラットフォームの役割を積極的に果たします。