三重県市町総合事務組合主催の三重県内市町等の職員を対象とする「2025年度ワンステップ研修I(基礎研修)B」に講師として参加しました!

2025年4月28日から5月9日まで、三重県市町総合事務組合主催の三重県市町等の職員を対象とした「ワンステップ研修I(基礎研修)B;期待される自治体職員が創るトップランナーとしての持続可能な循環型(サーキュラーエコノミー)・脱炭素社会(カーボンニュートラル)三重創生」研修会に登壇いたしました。研修では、朴 恵淑三重大学地域イノベーション学研究科客員教授・名誉教授/三重県地球温暖化防止活動推進センター長/WHOアジア太平洋環境保健センター(WHOACE)初代所長/三重GPN代表幹事が講師をつとめるほか、安部大樹、陶 鋭意、孫 マン「三重GPN」事務局メンバーが協力しました。

午前は、朴 恵淑三重大学客員教授・名誉教授が、講師として「期待される自治体職員が創るトップランナーとしての持続可能な循環型(サーキュラーエコノミー)・脱炭素社会(カーボンニュートラル)三重創生」をテーマに、三重県の多様な自然環境・人文社会環境について説明を行い、四日市公害(ぜんそく)の教訓を活かす「四日市学」、地球温暖化に伴う三重県の環境の変化、国連を中心とする気候変動(危機)への対応策を探る、環境・SDGs・持続可能な循環型社会(サーキュラーエコノミー)・脱炭素社会(カーボンニュートラル)の国際動向および日本、三重の環境政策、自治体を中心とする三重創生について講演を行いました。午後は、研修会の参加者全員による、午前の講義内容を活かした、ワールドカフェ形式によるワークショップが行われ、活発な議論による成果発表が行われました。

最後に、朴 恵淑三重大学客員教授・名誉教授は、「ワンステップ研修I(基礎研修)B」研修会のまとめとして、環境・経済・社会の調和の取れた持続可能な社会創生のための、2030年の持続可能な開発目標(SDGs)の達成及び2050年までの循環型社会(サーキュラーエコノミー)・脱炭素社会(カーボンニュートラル)三重創生のためには、三重県及び全29市町の政策はもちろんのこと、産官学民との広域的なパートナーシップによるプラットフォームの構築、運営の際に、今回の「ワンステップ研修I(基礎研修)B;期待される自治体職員が創るトップランナーとしての持続可能な循環型(サーキュラーエコノミー)・脱炭素社会(カーボンニュートラル)三重創生」において学び、議論されたキーワードを思い出し、本研修会の成果を政策立案・実施に活かすことが必要不可欠であると強調し、誰一人取り残さないための「三重モデル」の創生・実行・成果の見える化に活かされることが大いに期待されるとまとめました。

2025年度「ワンステップ研修I(基礎研修)B」
テーマ
『期待される自治体職員が創るトップランナーとしての持続可能な循環型(サーキューラーエコノミー)・脱炭素社会(カーボンニュートラル)三重創生』
講師   朴 恵淑(パク ケイシュク)氏 (理学博士)
三重大学地域イノベーション学研究科客員教授/名誉教授
三重県地球温暖化防止活動推進センター長
WHOアジア太平洋環境保健センター(WHOACE)初代所長

スケジュール
<午前>
10:00 開講
講義 『期待される自治体職員が創るトップランナーとしての持続可能な循環型(サーキューラーエコノミー)・脱炭素社会(カーボンニュートラル)三重創生』
(内容)
自治体職員として知っておかなければならない時代背景と今後求められる自治体職員像について、三重県の多様な環境(自然環境・社会文化環境)及び時代変選に伴う社会像を考え、ローカルからグローバルを繋ぐグローカル的思考、産官学民のグローバル・パートナーシップのプラットフォーム創りについて考える。持続可能な開発目標(SDGs)の達成・持続可能な社会三重創生のための循環型社会(サーキュラーエコノミー)・気候危機(地球温暖化)への対応策の脱炭素社会(カーボンニュートラル)三重創生について、様々な視点から今後の自治体が目指すべき方向を学ぶ。
(12:00〜13:00 昼食・休憩)

<午後>
13:00 ワールドカフェ
テーマ 『期待される自治体職員が創るトップランナーとしての持続可能な循環型(サーキューラーエコノミー)・脱炭素社会(カーボンニュートラル)三重創生』
(内容)
午前の講義内容を参考に、グループ毎にテーマを設定し、参加者同士の議論・論点整理・発表・認識共有を図りながら、職員同士のネットワークを構築し、緊密な情報交流を図る。

アンケート記入

16:30 閉講

<研修協力者>
安部大樹(アベ タイキ)
三重GPN事務局 三重大学人文学部特任助教
三重大学地域イノベーション学研究科博士課程
陶 鋭意(TAO RUIYI)
三重GPN事務局 三重大学地域イノベーション学研究科博士課程修了(学術博士)
孫 マン(SUN MAN)
三重GPN事務局 三重大学生物資源学研究科博士課程修了(学術博士)