中国の春節(旧正月)を祝う「第2回三重春節祭」に参加しました!
2月2日(日)の午前10時30分から午後4時30分まで、津市のお城西公園で開催された、中国の春節(旧正月)を祝う「第2回三重春節祭」に、朴 恵淑「三重GPN」代表幹事/三重県日中友好協会副会長と「三重GPN」事務局の安部大樹さんと孫 万さんが参加しました。
中国の旧正月の春節は、2024年12月に、ユネスコ無形文化遺産として登録されたことで、世界的にも人類が残すべき文化遺産となっています。2025年の春節(旧正月)に伴う連休は、春節(旧正月)前日の1月28日から2月4日まで8日間行われますが、丁度、「第2回三重春節祭」は、春節(旧正月)の連休中の2月2日に開催されることとなりました。年末年始には、想像上の生き物の年(ニェン)が悪さをしないよう、年(ニェン)が嫌う赤い色を飾ったり、爆竹や花火の大きな音で追い払ったりするのが春節(旧正月)の由来として言われています。また、春節(旧正月)に食べると縁起のよい食べ物として、魚、水餃子(シュイジャオ)などを食べます。
会場には、三重県と1986年に友好提携を結んでいる河南省から送られた、カンフー(クンフー)で知られる少林寺の写真が大きく飾られていました。開会式において、中華人民共和国駐名古屋総領事館の宋 静雯領事から、春節(旧正月)の文化行事を通じて、より緊密な日中友好関係に大きく期待するとの挨拶がありました。舟橋裕幸三重県日中友好協会会長は、今回2回目を迎える「三重春節祭」は、始まったばかりですが、昨年の「第1回三重春節祭」には、1,100名を超える三重県民が参加して頂き、大いに盛り上がったことを振り替えました。また、1月11日に名古屋で開催された「第19回名古屋春節祭」は、日本最大の春節祭として発展していることから、関係者との緊密な連携によって、「第2回三重春節祭」は、さらなる発展的展開が大いに期待できると挨拶を行いました。
1月11日(土)の「第19回名古屋春節祭」には、舟橋裕幸三重県日中友好協会会長、朴 恵淑副会長、小宮一郎理事長も参加し、中華人民共和国駐名古屋総領事館の楊 嫻総領事をはじめ、関係者との緊密な友好関係を深めました。
「第2回三重春節祭」は、高虎太鼓(和太鼓)から始まり、中国北部の民族舞踊のヤンコ踊り、猪八戒など三国志の登場人物など、派手な衣装を身に着けた人たちが会場内を練り歩くことで、春節祭の雰囲気を盛り上げました。また、武術太極拳、中国舞踊、ハーモニカ、二胡、中国の歌の披露などがあり、屋台、お店においては、中華まんや焼き鳥、麻辣湯など中国料理や中国家庭料理などは売り切れるほど、大人気でした。さらに、河南省の文化紹介や中国雑貨や花束の販売、電気自動車BYDも展示され、春節祭の最後には素晴らしい賞品が当たる抽選会を行い、参加者は、楽しい春節(旧正月)を過ごすことができました。
来年の「第3回三重春節祭」は、中国の文化に興味を持つ多くの三重県民への積極的なアピールができるよう、関係者との緊密な連絡によって進むこととなります。特に、次世代を担う若者の日本の学生と中国からの留学生との友好関係の強化を図ることで、さらなる発展が期待できます。
「三重GPN」は、三重県の産官学民との緊密な連携によるプラットフォームの役割を活かし、春節(旧正月)が、2024年12月にユネスコ無形文化遺産として登録されたことで、日中友好のさらなる発展的展開のための大きなターニングポイントとなることから、「三重春節祭」の関係者との連携を強化します。
「三重GPN」は、事務局を三重大学内の朴 恵淑研究室に置き、事務局メンバーは、日本人学生だけでなく、中国からの留学生が担っている強みを活かし、三重県を中心としながら、日本、中国、韓国などのアジア諸国、世界に向けたグローバルと地域(ローカル)を繋ぐグローカル活動に力点を置き、国際的にも積極的な発信を行います。