「FM三重」の生放送番組に出演し、「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」の紹介を行いました!

9月3日(火)の午後6時30分から7時までの「FM三重」の生放送番組に、「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」の朴 恵淑TRCセンター長と「FM三重」代田和也アナウンサーとで、「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」の紹介を行い、また、「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」と併設している「三重グリーン購入ネットワーク(三重GPN)」についても紹介を行いました。

最初に、8月下旬に三重県を含む日本に甚大な被害をもたらした、台風10号についての話からはじまりました。三重県、日本、世界は、地球温暖化による気候危機に直面していて、三重県においても、体温を上回る猛暑が続き、次から次へと発生する大型台風によって、命に関わる甚大な被害を受けていることから、もはや三重県は、四季折々の温帯地域から亜熱帯地域に変わったと言っても過言ではない時代に突入していることを話しました。

次に、地球温暖化(気候危機)は、化石燃料による二酸化炭素など温室効果ガスの大量の排出によって地球の気温が急増していることから、二酸化炭素など温室効果ガスを排出しない太陽光発電などの再生可能エネルギーをいかにして創生するのかが問われる、エネルギー危機への挑戦とも言えることを話しました。自然災害から命を守り、誰一人取り残さないためには、2030年の持続可能な開発目標(SDGs)の達成、持続可能な循環型社会創生(サーキュラーエコノミー)、2050年の脱炭素社会創生(カーボンニュートラル)のために、三重県がトップランナーとして役割を果たさなければならないことを話しました。
「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」のプロジェクト、特に、東洋紡楠の産業遺産跡地を再生可能エネルギーの中心的役割を担う戦略的プロジェクトは、世界と日本、三重を変える、「東洋紡楠再生可能エネルギーの聖地」となると強調しました。さらに、「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」は、三重県初の国際会議場(MICE)の開設、次世代を担う国際環境・SDGs人材育成センター、三重県の産業文化を伝える記念館などの中心的役割を担うべく、さらなる発展的展開を行うことを強調しました。

続いて、「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」と併設して構築された「三重グリーン購入ネットワーク(三重GPN)」は、2023年4月1日に、三重県の産官学民との緊密な連携による、グリーン購入活動の活性化を図るプラットフォームであることを話しました。2000年のグリーン購入法の制定によって、環境省の傘のもと、東京に本部、全国の6つの地域にグリーン購入ネットワークが構築されましたが、三重県、愛知県、岐阜県、静岡県、長野県、富山県、石川県、福井県など、東海・中部地域は、地域のグリーン購入ネットワークが構築されず、三重県において最初に構築されたのが「三重GPN」であることを強調しました。

最後に、「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」は、東洋紡楠の産業遺跡地を世界や日本、三重の太陽光発電を中心とする「東洋紡再生可能エネルギーの聖地」として、三重県を中心としながら、東海・中部地域、日本、アジア、世界に向けたグローバルと地域を繋ぐ、グローカル活動に力点を置いていることを強調しました。「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」の活動は、国連環境会議の「国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)」において、国際的にも積極的な発信を行なっていることを紹介しました。
「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」と「三重GPN」は、緊密な連携活動を通じて、強みをさらに強く、弱みを補う、Win – Winの関係にあることを強調しました。

今回、「FM三重」の代田和也アナウンサーとの生放送を通じて、「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」は、環境・経済・社会の調和の取れた、持続可能な三重創生のための産官学民の緊密な連携を図るプラットフォームであり、地域に根ざし、世界へ通用できる、常に成長する組織として、社会的責任(CSR)を果たすことはもちろんのこと、日本・三重の共有価値の創造(CSV)に貢献しなければならないことが再認識でき、「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」のさらなる発展的展開のための重要なターニングポイントとなった大変有意義な機会となりました。