「東洋紡楠リノベーションセンター」を国立大学法人三重大学内に設立しました!

2023年4月1日から、三重大学総合研究棟II 303号室に「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」を設立し、顧問に、朴 恵淑三重大学地域イノベーション学研究科客員教授・WHOアジア太平洋環境保健センター(WHOACE)初代所長が就任しました。「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」のメンバは、三重大学人文学部特任助教・地域イノベーション学研究科博士課程の安部大樹さん、三重大学人文学部非常勤講師(2024年10月予定)・地域イノベーション学研究科博士課程の小西 綾さん、地域イノベーション学研究科博士課程修了(学術博士;2024年3月)の陶 鋭意さんが関わっています。

「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」は、日本の近代産業革命のトップランナーとなる「東洋紡楠産業跡地」を拠点とし、国連持続可能な開発目標(SDGs)の達成のための産官学民とのグローバル・パートナーシップによるSDGs拠点としての役割及び、21世紀の地球・地域の最も重要な課題となる地球温暖化問題の解決のための脱炭素(カーボンニュートラル;CN)社会創生の役割を担う戦略的センターとなります。

「東洋紡楠リノベーションセンター(TRC)」は、次の5つの柱からなる戦略的プロジェクトを行います。

  • 21世紀の再生可能エネルギーの先進的仕組みからなる「東洋紡楠再生可能エネルギー拠点」としての役割を担います。
  • 国連の環境会議及び国際会議場として、三重県唯一の「東洋紡楠国際会議場(MICE)」としての役割を担います。
  • 日本の近代産業革命の主役である「東洋紡楠産業跡地記念館」を設立し、国内外へアピールできるプラットフォームとしての役割を担います。
  • 三重県四日市の伝統産業の萬古焼の文化を守り、国内外へアピールできる「東洋紡楠萬古焼体験・文化館」としての役割を担います。

また、「東洋紡楠工場」と深く関わっている、日本の資本主義の父と称される渋沢栄一、日本最大の紡績会社の東洋紡績の創始者であり、紡績王と呼ばれた第十世伊藤伝七、九鬼紋七との関わりについて、過去・現在・未来を繋ぐ社会学・環境地理学的研究を行い、国内外の学会での発表、多言語(日本語・英語・韓国語・中国語など)による書籍発行を通じて、グローカル人材育成のための教材作成及び啓発の役割を積極的に行います。

さらに、「東洋紡楠産業跡地」のグランドデザインによる再開発プロジェクトにおいて、環境・経済・社会の調和の取れた、持続可能な開発のための知見を反映させるシンクタンクとしての役割を担います。

  • 三重県のみならず、日本、韓国、中国、東南アジアなどを繋ぐ「東洋紡楠グローカルSDGs・CN人材育成プラットフォーム」として、ローカルとグローバルを繋ぐ次世代を担う人材育成の拠点としての役割を担います。
  • 21世紀の再生可能エネルギーの先進的仕組みからなる「東洋紡楠再生可能エネルギー拠点」としての役割を担います。
  • 国連の環境会議及び国際会議場として、三重県唯一の「東洋紡楠国際会議場(MICE)」としての役割を担います。
  • 日本の近代産業革命の主役である「東洋紡楠産業跡地記念館」を設立し、国内外へアピールできるプラットフォームとしての役割を担います。
  • 三重県四日市の伝統産業の萬古焼の文化を守り、国内外へアピールできる「東洋紡楠萬古焼体験・文化館」としての役割を担います。

また、「東洋紡楠工場」と深く関わっている、日本の資本主義の父と称される渋沢栄一、日本最大の紡績会社の東洋紡績の創始者であり、紡績王と呼ばれた第十世伊藤伝七、九鬼紋七との関わりについて、過去・現在・未来を繋ぐ社会学・環境地理学的研究を行い、国内外の学会での発表、多言語(日本語・英語・韓国語・中国語など)による書籍発行を通じて、グローカル人材育成のための教材作成及び啓発の役割を積極的に行います。

さらに、「東洋紡楠産業跡地」のグランドデザインによる再開発プロジェクトにおいて、環境・経済・社会の調和の取れた、持続可能な開発のための知見を反映させるシンクタンクとしての役割を担います。